大正名器鑑 飯洞寺 はんどうじ 飯洞寺 はんどうじ名物。真中古茶入、大瓶手。近江飯洞寺所持、三井家旧蔵。(『茶道名物考』)ぱんとうじやき(坂東寺焼)福岡県筑後市熊野にあったものです。蒲池焼の祖家長彦三郎の次男某の開窯で、同焼と同じく... 2011.07.21 大正名器鑑茶入
大正名器鑑 貯月 ちょげつ 中興名物。藤四郎春慶茶入、瓢箪。蘇東彼の詩に「大瓢もて月を貯えて春甕に帰す」とあるのをとって、大形の瓢箪という意を表しました。数ある春慶瓢箪の中でこの茶入はとりわけ美作であります。総体に黒ずんだ柿金気... 2011.07.07 大正名器鑑茶入
お話 唐擂茶 からるいざ 名物。漢作唐物茶入。銘茶の数十二。総地栗色中に甑の括茶だけが白く、その対照が景色のおもしろさを一段と加えます。もと土屋相模守の所持。その後干帥屋宗十郎、信州上田藩主松平伊勢守と伝わり、大正初年同家蔵器... 2011.05.24 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 唐瓶子 からへいし 名物。漢作唐物茶大。総体に薄紫色の地に黒釉で模様を表わし、形状極めて優美な茶大。もと土屋相模守の所持、のち若狭の酒井家に伝来。(『大正名器鑑』) 2011.05.24 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 唐丸壺 からまるつぼ 大名物。唐物茶大。総体に梨地釉の上に黒飴釉がむらむらと掛かり、置形には黒飴釉が口縁から肩に伝わり、釉溜まりに少々蛇娼色をみる。甑際に沈筋が二線、胴中より上に同じく一線あり、裾以下は薄鼠色の土をみせ、糸... 2011.05.24 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入