大正名器鑑 貯月 ちょげつ 中興名物。藤四郎春慶茶入、瓢箪。蘇東彼の詩に「大瓢もて月を貯えて春甕に帰す」とあるのをとって、大形の瓢箪という意を表しました。数ある春慶瓢箪の中でこの茶入はとりわけ美作であります。総体に黒ずんだ柿金気... 2011.07.07 大正名器鑑茶入
お話 唐擂茶 からるいざ 名物。漢作唐物茶入。銘茶の数十二。総地栗色中に甑の括茶だけが白く、その対照が景色のおもしろさを一段と加えます。もと土屋相模守の所持。その後干帥屋宗十郎、信州上田藩主松平伊勢守と伝わり、大正初年同家蔵器... 2011.05.24 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 唐瓶子 からへいし 名物。漢作唐物茶大。総体に薄紫色の地に黒釉で模様を表わし、形状極めて優美な茶大。もと土屋相模守の所持、のち若狭の酒井家に伝来。(『大正名器鑑』) 2011.05.24 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 唐丸壺 からまるつぼ 大名物。唐物茶大。総体に梨地釉の上に黒飴釉がむらむらと掛かり、置形には黒飴釉が口縁から肩に伝わり、釉溜まりに少々蛇娼色をみる。甑際に沈筋が二線、胴中より上に同じく一線あり、裾以下は薄鼠色の土をみせ、糸... 2011.05.24 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 金森肩衝 かなもりかたつき 名物。古瀬戸、肩衝茶入。金森家が所持していたための銘であるでしょう。無疵で総体に黒飴釉の光沢が麗しく、胴体を継櫨が荒く馳け巡って一段の景色をなし、柿色もまた見事で腰廻りの釉溜まりの光沢も申し分なく、作... 2011.05.22 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 金森大海 かなもりたいかい 名物。古瀬戸、大海茶入。金森を冠する他の茶入と同じく、金森出雲守可重の所持によるものであるでしょう。総体に黒飴釉と柿金気色とが錯綜してさまざまな景色を現し、内外ともに釉色に光沢が多く、無疵で最も完備し... 2011.05.22 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 金森丸壺 かなもりまるつぼ 大名物。唐物、丸壺茶入。もと金森出雲守可重が所持していたことからこの名があります。丸く肉厚く一種の口造りはまったく他と異なり、その甑が高いために容姿は極めて見事で、釉色は紫・黒色ともに冴え冴えとして景... 2011.05.22 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 置紋大海 おきもんたいかい 中興名物。古瀬戸茶入、大海。もと三足香炉であったのを小堀遠州が足を取って茶入に転用したもので、甑際に一つの花文様があるのでこの名があります。大寂物で一種異様な大海といえます。遠州のあと美濃屋庄次郎、柏... 2011.05.14 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 生駒肩衝 いこまかたつき 大名物。古瀬戸肩衝茶入。讃岐国(香川県)高松藩主生駒壱岐守正俊が所持していたところからとの名があります。長谷川肩衝とは少し異なってはいますがほとんど同じつくりであります。生駒家ののち蔵田七郎右衛門、冬... 2011.05.02 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入